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iText 7 Suite 7.2.2がリリース
iText Softwareは、iText 7 Suite 7.2.2のリリースを発表しました。
新しい機能と改善されたiText 7 Suite 7.2.2を使用すると、新たな可能性を広げることができます。
このリリースでは、pdfCalligraph のウルドゥー語サポートの改善、pdfOffice のドキュメントの相互参照のサポート、その他 iText 7 Suite 全体にわたる多くの改善とバグフィックスが行われています。
[このバージョンの新機能]
[pdfCalligraph 3.0.1]
- pdfCalligraph は iText 7 のアドオンで、PDF 文書の作成時に高度な組版をサポートし、世界中の言語や文字体系を正確にレンダリングして、文書のワークフローを拡張することができます。この3.0.1リリースでは、ウルドゥー語(パキスタンとインドで使用)のサポート、特に改行の処理に改良が加えられています。
- pdfCalligraphはiText 7 Coreのアドオンとして非常に便利ですが、pdfHTMLと組み合わせて使うこともできます。(iText DITOの一部でもあります!)
[pdfHTML 4.0.2]
- pdfHTMLは、iText 7のアドオンで、HTMLやCSSを、アクセシビリティや検索性、インデックスに使える標準準拠のPDFに簡単に変換することができます。また、HTMLテンプレートを使って、整形され、構造化されたPDFドキュメントを生成するのにも最適です。
- 以前のバージョンでは、@font-faceルールを持つHTMLファイルを空のボディで変換すると、NPEが発生しましたが修正されました。また、CSSのバグとして、チェックボックスの幅が100%でdisplay: blockプロパティの場合、変換時に誤った水平方向の余白が適用されることがありましたが、これも修正しました。
[pdfOffice 2.0.2]
- pdfOffice 2.0.2では、文書内の相互参照のサポートなど、文書変換のために新たにサポートされた機能が追加されました。
[pdfXFA 3.0.1]
- 今回のリリースでフラット化の際にフォームのチェックサムを無視する設定パラメータが提供されるようになりました。これは、入力が破棄されないように、チェックサムが一致しない場合を想定したものです。
[RUPS 7.2.2]
- PDFデバッグツールのRUPSは、iText 7 Coreと一緒にリリースしています。これは、RUPSが最も重要な依存関係の1つだからです(したがって、Coreのすべての機能がRUPSにも反映されます)