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IDA Pro 8.2SP1がリリース
Hex-Raysは、IDA Pro 8.2のService Pack 1(SP1)のリリースを発表しました。
SこのService Packは、主にバグ修正・リリースです。
[改善点]
RISCV:
- 現在承認されているすべての拡張機能 (暗号化、予約待ち、一時停止、キャッシュ管理、状態有効化、ハイパーバイザーなど) を追加しました。
- lui + auipc または addi のペアの取り扱いを改善しました。
UI:
- 現在利用できないLuminaサーバーを指定できるようにしました。
- キャレット(カーソル)の色を設定できるようにしました。
[バグ修正点]
デコンパイラー:
- 変数の型を変更すると、デコンパイラーがクラッシュすることがありました。
eh_parse:
- 最近のllvmベースのコンパイラー(15.x)でコンパイルされたx64 PEバイナリーは、多数のオフバイワンディスアセンブルエラーを持つ可能性があります。
IDAPython:
- Windows上のPython 3.11.1がtypesや他の標準ネイティブ・モジュールのインポートに失敗する場合の回避策を追加しました。
- PyQt5はPython 3.11で動作していませんでした。
- エラー時に ida_hexrays.decompile() は ida_hexrays.DecompilationFailure を投げるか None を返すかわりに、常に None を返すようになりました。
RISCV:
- 浮動小数点の変換命令と比較命令のデコードを修正しました。
ui/qt:
- いくつかのXrefがコード化されている場合でも、"List cross-references to... "はコンテキストメニューに表示されなくなりました。
- いくつかの情報待ちのダイアログを表示しないようにしました。
その他:
- 一部のモトローラ68K命令のディスアセンブル時に発生する可能性のある内部エラー1112を修正しました。
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