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iText 8がリリース

iText Softwareは、iText 8のリリースを発表しました。

2023年5月17日

新しい機能と改善されたiText 8を使用すると、新たな可能性を広げることができます。

iText 8は、より現代的な文書処理のニーズに応えるために、コアライブラリを書き直し、改良を加えています。iText Core 8.0.0では、PDF 2.0の最新の暗号関連拡張機能をサポートしています。

【iText 8 新リリース】

・新しいデジタル署名規格

・FIPSサポートが標準サポート

・フォーム作成の改善

・テキスト抽出の改善

・Javaと.NETのレイアウトドキュメントの改善

  

  

[このバージョンの新機能/改善]

[Support for new digital signature standards]

  • iText 8では、ISO/TS 32001で指定されたSHA-3ハッシュ関数のサポートが追加され、ISO/TS 32002からはデジタル署名用の現代的な楕円曲線もサポートされています。これらの拡張機能は非常に新しいものですが、iTextのようなオープンソースプロジェクトが早期にこのような標準をサポートし、普及させることが重要であると考えています。特に、PDF Associationとその出版に責任を持つISO委員会に関与しているためです。

[FIPS support as standard]

  • iText Coreには、Javaおよび.NET Bouncy Castle FIPS APIの直接サポートが追加され、暗号製品の評価基準である連邦情報処理標準(FIPS 140-2)に準拠しています。*.NETユーザーの場合、FIPSサポートは.NET Coreで動作しますが、制限により、.NET Frameworkは現在サポートされていません。

[Other digital signing changes]

  • 署名モジュールには、新しい機能(ETSIによってPAdESの優先方法として指定されたRSASSA-PSSパディングスキームなど)をサポートするための大幅な改善が加えられ、デジタル署名のプロセスが容易になりました。

[Improved forms creation]

  • フォームモジュールにも大幅な改善が加えられています。フォームを作成する際には、より論理的なレイアウトベースのアプローチを採用できるようになりました。フォームフィールドのレイアウト要素を作成し、通常のレイアウト要素(段落、テーブル、Divなど)と同様にDocumentオブジェクトに追加するだけで、フォームの作成とメンテナンスが大幅に容易になります。

[iText Coreのリリースに伴い、iText Suiteの下記アドオンも更新されています]

  • pdfCalligraph 4.0.0
  • pdfHTML 5.0.0
  • pdfOCR 3.0.0
  • pdfOptimizer 3.0.0
  • pdfSweep 4.0.0
  • pdfXFA 4.0.0

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