AbuseIPDBについて
AbuseIPDBは、インターネット上の悪意のあるIPアドレスに関する情報を収集・共有するプラットフォームです。主に以下の特徴があります。
1. クラウドソースの脅威情報
- 10万人以上のユーザーが悪用IPを報告
- 毎日70万〜100万件以上の独自IPアドレス報告
2. リアルタイム検出
3. 独自の悪用信頼度スコア
4. 内部ハニーポットネットワーク
5. 高度なデータ処理能力
AbuseIPDBは、主に2つのプランを提供しています。
1. APIプラン:
APIプランは、中規模の利用ケースに適しており、以下のような特徴があります。
用途
- トランザクションベースのIPアドレススクリーニング
- 基本的なブロックリストの実装
- セキュリティ運用センター(SOC)でのIPアドレスデータ拡充
機能
- IP脅威データの自動クエリ
- 高信頼性ブラックリストへのアクセス
容量
- プレミアムAPIプランでは1日最大50,000回のIPチェッククエリ
利点
- 既存のセキュリティシステムへの容易な統合
- リアルタイムでの脅威データアクセス
- 中規模の組織や特定の用途に適したスケール
制限
- クエリ数に制限あり
- オフラインでのデータアクセス不可
2. Enterpriseプラン:
Enterpriseプランは、大規模な利用や高度なデータアクセスが必要な組織向けで、以下のような特徴があります。
用途
- 大規模なトラフィックフィルタリングと分析
- 既存のファイアウォールやWAFとの統合
- 大規模サイバーセキュリティ研究
機能
- AbuseIPDBの完全なIP脅威データベースへのアクセス
- オフラインでのデータアクセス
- カスタマイズ可能なデータフィード
容量
利点
- 大幅に改善されたクエリ量とレイテンシー
- データの柔軟な利用と分析が可能
- 組織固有のニーズに合わせたカスタマイズ
追加機能
- 定期的なデータフィード更新
- ローカルデータベースへの同期機能
両プランの比較:
1. スケール
- APIプラン:中規模の利用に適する
- Enterpriseプラン:大規模な利用や高度な分析に適する
2. データアクセス
- APIプラン:オンラインでリアルタイムアクセス
- Enterpriseプラン:オフラインでも完全なデータベースにアクセス可能
3. 柔軟性
- APIプラン:既存システムへの簡易統合
- Enterpriseプラン:高度なカスタマイズと分析が可能
メーカーの製品サイト
https://www.abuseipdb.com/
【言語】英語