Developer Product

Developer ProductはOPC UA（オープンプラットフォームコミュニケーションユニファイドアーキテクチャ）の開発キットです。

OPC UAは、産業用機器やシステム間のデータ交換や通信を可能にする標準規格です。

Developer Product SDK

Developer Product SDKには、C#、ANSI C、C++などの言語でOPC UAサーバーとクライアントを開発するためのライブラリやツールが含まれています。

SDKは、LinuxやWindowsなどのさまざまなプラットフォームに対応しています。

SDK

SDKとは、ソフトウェア開発キットの略で、特定のプラットフォームや言語でアプリケーションを開発するために必要なツールや資料の集合です。SDKには、API（アプリケーションプログラミングインターフェース）、コードサンプル、ライブラリ、デバッガーなどが含まれています。

SDKの種類

SDKには、下記３つの種類があります。
各SDKは、さまざまな言語やプラットフォームに対応しており、高性能で柔軟なOPC UAアプリケーションを作成できます。

• Client SDK：OPC UAクライアントを開発するためのSDKです。
• Server SDK：OPC UAサーバーを開発するためのSDKです。
• PubSub SDK：OPC UAのPubSub機能を利用するためのSDKです。

Developer Product SDKの特徴

• OPC UAの標準規格に準拠しており、高い互換性と信頼性を提供します。
• C#、ANSI C、C++などのさまざまな言語でOPC UAサーバーとクライアントを開発できます。
• LinuxやWindowsなどのさまざまなプラットフォームに対応しています。
• パフォーマンスやセキュリティを最適化するための機能やオプションが豊富です。
• サポートやトレーニングが充実しており、開発者のニーズに応えます。

Client SDK

Client SDKは、OPC UAクライアントを開発するためのSDKです。Client SDKには、以下の特徴があります。

• 組み込みデバイスに最適化されており、低リソース消費で高速に動作します。
• シングルスレッド環境に対応しています。
• 選択したプラットフォームに対応するすべてのコンパイラのドキュメントやサンプルが付属しています。
• PLCなどのリアルタイムシステムで使用できる完全非同期APIを備えています。
• C#、ANSI C、C++などのさまざまな言語で利用できます。
• Server SDKとバンドルで購入することもできます。

Server SDK

Server SDKは、OPC UAサーバーを開発するためのSDKです12。Server SDKには、以下の特徴があります。

• OPC UA仕様の共通要素を実装しており、ユーザーが独自の機能を追加できるようにAPIを提供しています。
• APIは、SDK APIとToolkit APIの2種類に分かれています1。SDK APIは、OPC UAサービスやセキュリティなどの基本的な機能を提供します。
• Toolkit APIは、アドレス空間やデータモデルなどの高度な機能を提供します。
• C#、ANSI C、C++などのさまざまな言語で利用できます。
• Client SDKとバンドルで購入することもできます。

PubSub SDK

PubSub SDKは、OPC UAのPubSub機能を利用するためのSDKです。PubSub SDKには、以下の特徴があります。

• PubSubとは、OPC UAの拡張機能で、パブリッシャーとサブスクライバーの間でデータをやり取りする方法です。
• PubSub SDKは、Server SDKとClient SDKに加えて、PubSub-Addonと呼ばれる新しいモジュールを提供しています。
• PubSub-Addonは、PubSub-StackとC++ SDK特有の統合モジュールから構成されています。
• PubSub-Stackは、UDPやMQTTなどのさまざまなトランスポートプロトコルをサポートしています。
• 統合モジュールは、PubSub-Stackを設定したり、Server SDKやClient SDKと連携したりするためのC++クラスを提供しています。

ライセンスについて

Unified Automation社のOPC UA SDKのライセンスは、以下のように分類されています。

• 製品開発＆配布ライセンス：
  1つのOPC UA対応のエンドユーザー製品の開発と配布を許可するライセンスです。このライセンスは、SDKをエンドユーザー製品に組み込んで使用する場合に必要です。
• サーバーSDKライセンス：
  OPC UAサーバーの開発と配布を許可するライセンスです。このライセンスは、SDKをサーバー製品に組み込んで使用する場合に必要です。
• クライアントSDKライセンス：
  OPC UAクライアントの開発と配布を許可するライセンスです。このライセンスは、SDKをクライアント製品に組み込んで使用する場合に必要です。
• OEMライセンス：
  OEMライセンスは、Unified Automation社のSDKを他社の製品に組み込んで販売する場合に必要なライセンスです。

プラットホームについて

プラットフォームに依存しないように設計されています。ただし、.NET SDKはWindows専用です。

ライセンス種類

■Client SDK

• C++ UA Client SDK
• ANSI C UA Client SDK
• .NET UA Client SDK
• Java UA Client SDK
• Delphi UA Client SDK

Server SDK

• C++ UA Server SDK
• ANSI C UA Server SDK
• HighPerf UA Server SDK
• .NET UA Server SDK
• Java UA Server SDK
• Delphi UA Server SDK

PubSub SDK

• C++ UA PubSub SDK
• ANSI C UA PubSub SDK
• HighPerf UA PubSub SDK
• PubSub SDK for JAVA

※様々な組み合わせがありますのでご希望の組み合わせをお知らせください。お見積もりさせていただきます。
【例】：

• .NET based OPC UA Client Server SDK Bundle Binary
• JAVA based OPC UA Client SDK Binary
• C++ based OPC UA Client Server SDK Bundle Source Code Developer License

woldsoft のブログにもUnified Automationに関するＱ＆Ａ等を掲載しています。ぜひ一度ご覧ください。↓↓