VB Decompilerは、Visual Basic 5.0/6.0で書かれたプログラム(EXE、DLL、またはOCX)を逆コンパイルしたり、.NET技術に基づくプログラムを逆アセンブルしたりすることができる高度なツールです。VB Decompilerは、p-codeにコンパイルされたプログラムから可能な限り元のソースコードに近いものを復元することができます。また、.NETアセンブリは常にMicrosoft中間言語(MSIL)にコンパイルされるため、VB DecompilerはMSILからC#やILコードに逆コンパイルすることもできます。
VB Decompilerの他にも、.NETアセンブリをC#やILコードに逆コンパイルできるdotPeek2や、Visual Basic 5/6のアプリケーションのデザインコードや一部のネイティブコードを復元できるVBReFormer3などのツールがあります。
特徴
・p-codeやネイティブコード、MSILから可能な限り元のソースコードに近いものを逆コンパイルすることができます。
・グローバル検索や文字列参照のサポートを含む高速な逆コンパイルモードと、より正確な逆コンパイルモードを選択できます。
・プログラムの機能性やプロトタイプを分析し、レポートを作成できます。
・さまざまな種類の最適化をエミュレートし、部分的に逆コンパイルされたコードを生成できます。
・ダークテーマやカスタムテーマをサポートし、見た目を変更できます。
・Mac OS on M1プロセッサーでParallels経由で動作します。
【ライセンスについて】
■Business版
p-codeやネイティブコード、MSILからソースコードに逆コンパイルする機能や、グローバル検索や文字列参照のサポートなどの高度な機能を利用できます2。また、1年間のアップデートとサポートが付属しています。
機能
・p-codeやネイティブコード、MSILからソースコードに逆コンパイル
・グローバル検索や文字列参照のサポート
・プログラムの機能性やプロトタイプの分析
・さまざまな種類の最適化のエミュレート
・ダークテーマやカスタムテーマのサポート
・Mac OS on M1プロセッサーでParallels経由で動作
■Enterprise版
VB Decompiler Enterprise版は、Business版の機能に加えて、以下のような機能を持っています。
・プロシージャごとにステップバイステップでエミュレーションし、プロセッサのレジスタやスタック、変数を分析するトレーシング機能
・コードの難読化や保護を行うコードオブフュスケーター機能
■VB Decompiler Business license with tracing features
Business版のライセンスにトレーシング機能を追加したものです。トレーシング機能は、プロシージャごとにステップバイステップでエミュレーションし、プロセッサのレジスタやスタック、変数を分析することができます 。これは、コードの深い分析に役立ちます。
■VB Decompiler Enterprise with tracing features
Business license with tracing featuresの機能に加えて、以下のような機能を持っています。
・コードの難読化や保護を行うコードオブフュスケーター機能
■VB Decompiler Business license with analytic features
Business版のライセンスに分析機能を追加したものです。分析機能は、プログラムの機能性やプロトタイプを分析することができます。
■VB Decompiler Enterprise license with analytic features
Business license with analytic featuresの機能に加えて、以下のような機能を持っています。
・コードの難読化や保護を行うコードオブフュスケーター機能
・プロシージャごとにステップバイステップでエミュレーションし、プロセッサのレジスタやスタック、変数を分析するトレーシング機能
*ライセンスは永久ライセンス
*1年目はサポートメンテナンスがついていますが、2年目以降は更新が必要です。
試用版ダウンロードはこちら
メーカーの製品サイト
https://www.vb-decompiler.org/
【種別】シェアウェア
【言語】英語
【動作環境】Windows、Linux、Mac