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ライセンスについて

iTextでは、デュアルライセンスモデルを採用しており、商用ライセンスのみならずAGPLライセンスも提供しています。

ライセンスプラン OEM Distributionライセンス
インスタンスまたはデバイス
Subscription License Volume
ボリューム、インスタンス、またはデバイス
オープンソースAGPLライセンス
利用可能環境 .NET Java .NET Java .NET Java
使用条件 無制限のPDF数、無制限の配信時間。 デプロイされたインスタンスとエンドユーザーデバイスの数に基づく。

最小ボリュームは10インスタンス。
100エンドユーザーデバイス(デスクトップ)。
インスタンス数、生成されたPDFの数、またはエンドユーザーのデバイス数に基づく。

サブスクリプションの場合:1インスタンス、仮想マシンまたはノードに基づく。年間の指定されたPDF数。 エンドユーザーデバイスごとに1ライセンス。エンドユーザーデバイス数に基づく。
PDFの枚数は無制限。
エンドユーザーデバイスごとに1ライセンス。アプリケーションごと。
必要なアプリケーションのソースコード一式の開示が必須(独自のアプリケーションを含む)
価格設定 年間サブスクリプションライセンス 年間サブスクリプションライセンス AGPL
サポートとメンテナンス 1年毎の更新
(初年度必須)
標準サブスクリプションに
含まれています。
適用対象外

※サポートとメンテナンスに関する詳細はこちらから

AGPLライセンス以外の商用ライセンスでは、アプリケーションやソースコード (クローズドソース)の共有は不要です。
「コピーレフト」のAGPLライセンス要件が免除されるだけでなく、 文書のプロパティのPDF Producer情報を変更しないという要件も免除されるからです。 IP(知的財産)または特許の侵害が発生した場合は補償し、iTextを専門とする専用サポートチームの利用を許可します。

OEM Distribution Serverライセンス

OEM Distribution Serverライセンスは、お客様に配信するサーバーアプリケーションにPDFを埋め込むことができるので、 非常に高度なPDF機能をエンドユーザーに提供できます。

 OEM Distribution Serverライセンスのメリット

OEM Distribution Serverライセンスは、アプリケーションごとにライセンスが付与されます。 サーバー、仮想マシンやノード上にインストールされます。展開するインスタンス数に基づいた価格設定で、 最低インスタンス数は10となります。 このライセンスにより、お客様は無制限でPDFを生成することができます。 ノンプロダクションサーバーライセンスのご購入は必須となります。

アプリケーションユーザーへの追加ライセンスは不要
アプリケーションのエンドユーザーは、アプリケーション内にあるiText機能のみを使用するため、 iTextライセンス一式は不要です。
ライセンスの使用例:アーカイブ
D社はアーカイブを行う目的で文書を作成できるECM製品を開発し、販売しています。 これまでのフォーマットでは保存が保証できなかったので、iTextのPDF/A機能を一部のコンテンツ構造に組み込みたいと考えています。 クライアントは、バックエンドにiText機能を備えた、クローズドソースのECM製品を受領するようになりました。

OEM Distribution End-user Device ライセンス

OEM Distribution End-user Deviceライセンスは、iTextソフトウェアスイートにある商用ライセンスの1つです。 このライセンスにより、お客様に配信するエンドユーザーアプリケーションにPDFを埋め込むことができるので、 非常に高度なPDF機能を提供できます。 このライセンスはJavaおよび.NETで利用できます。

OEM Distribution End-user Device ライセンスのメリット

配信時間の制限なく、PDFを無制限に作成できます。OEM Distribution End-user Deviceライセンスは永久ライセンスで、 エンドユーザーデバイス上にインストールされます。価格設定は、エンドユーザーデバイス数に基づいており、 最低100台のデバイスからになります。 このライセンスにより、配信時間の制限なく、PDFを 無制限に生成することができます。 OEM Distribution End-user Deviceライセンスの運用には1回限りの料金がかかります。 ノンプロダクションエンドユーザーデバイスライセンスのご購入は必須となります。

アプリケーションユーザーへの追加ライセンスは不要
アプリケーションのエンドユーザーは、アプリケーション内にあるiText機能のみを使用するため、 iTextライセンス一式は不要です。
ライセンスの使用例:CRMアプリケーション
E社は世界中にいるクライアントに配布するCRMデータベースから請求書を生成できるデスクトップCRMプラグインを開発しました。 CRMは、各クライアントのローカルデスクトップマシンにインストールされ、iTextライブラリが含まれています。

Volume-basedライセンス

Volume-basedライセンスは、iTextの商用ライセンスの1つであり、ホステッドプラットフォーム(Amazon Cloud、Azureなど) にPDFアプリケーションをインストールしている企業や、インスタンス数が得られない場合向けのレンタルライセンスです。 このライセンスはJavaおよび.NETで利用できます。

Volume-basedライセンスのメリット

このライセンスの価格設定は、企業が年間に処理するPDFの具体的な量に基づいています。 iText社ではアプリケーションごとに1ライセンスを配布しております、PDFを大量に生産する企業には大幅割引をご用意しております。

ホストされたプラットフォーム上へのインストールが可能
ボリュームベースのライセンスであれば、ホストされたプラットフォーム上にiText 7をインストールすることができます。 インスタンス数はトラフィックに応じて変動します。
ライセンスの使用例:無制限インスタンス
C社では、レンタルしているAzureインフラストラクチャ上でWebアプリケーションを実行しています。 Azureが割り当てるインスタンス数は、ある一定時間のトラフィック量に左右されるので、 正確なインスタンス数を与えることができません。

Instance-basedライセンス

Instance-basedライセンスは、iTextの商用ライセンスの1つであり、ホステッドプラットフォーム(Amazon Cloud、Azureなど) にPDFアプリケーションをインストールしている企業や、インスタンス数が得られない場合向けのレンタルライセンスです。 このライセンスはJavaおよび.NETで利用できます。

Instance-basedライセンスのメリット

Instance-basedライセンスは、会社がiTextをインストールする特定のインスタンス数に基づいています。 インスタンスごとに1つのライセンスを配布しており、複数のインスタンスを必要とする企業には割引をご用意しております。

ホストされたプラットフォーム上へのインストールが可能
インスタンスベースのライセンスであれば、ホストされたプラットフォーム上にiText 7をインストールすることができます。 インスタンス数は、要件の範囲によって異なります。

オープンソースAGPLライセンス

AGPL(Affero General Public License)のルールに従うことにより、iText 7のコミュニティと少数のアドオンを無料で使用することができます。

AGPLライセンスのメリット

iText 7コミュニティは、フリーソフトウェアやオープンソースソフトウェア(F/OSS)を使用して、 APIのコードを読むことができるPDFライブラリです。

自由に利用できるコード
F/OSSは、ソフトウェアの使用に義務がないことを意味するものではありません。 単にコードを自由に利用できることを意味します。
オープンソース
AGPL(Affero General Public License)のルールに従うことで、iTextを無料で使用することができます。
商用ライセンスが必要ですか?問題ありません。
F/OSSプロジェクトを商業化したいと考えている場合は、コピーレフトの制限を解除できる商用ライセンスの購入が必須となります。 商用ライセンスをご購入いただいた時点で、クローズドソースでアプリケーションを販売または使用できるようになります。

AGPLライセンスを正しく使用する方法

AGPLライセンスには、注意が必要な制限がいくつかあります。

すべてのソースコード(独自のものを含む)を公開、配布します
APGLライセンスの下では、独自アプリケーションのソースコード一式を公開せずにネットワーク上で展開することはできません。 独自の製品やWebベースのアプリケーションを含め、すべてのソースコードを配布する必要があります。
APGL環境でのみ許可
APGL以外の環境でiText Communityやオープンソースのアドオンを使用することは、法令違反となります。
ソースコードに対して行う変更
iTextに対して行う変更はすべて公開する必要があります。
作成者情報と著作権
APGLに基づいてiText 7 Communityを使用する場合、iTextを目立つように記載し、 出力ファイルのメタデータにiTextの著作権とAGPLライセンスを盛り込まなければなりません。 また、iTextを使用して生成、操作するすべてのPDFには作成者情報を保持する必要があります。

有償サポート契約

商用ライセンスであれば、専門のサポートとメンテナンスを利用することができます。

初年度は必須
商用ライセンスを購入すると、専門のサポートとメンテナンスを利用することができます。初年度は必須です。
95%のお客様がサポートプログラムのサブスクリプション更新を選択しており、これは、 iText社製品・サービスが持つ質の高さと付加価値を証明するものとなっています。
iText社社内開発者に直接アクセスが可能
iText社の社内開発者に直接アクセスでき、バグの診断や修正、あるいは起こりうるその他の問題についてサポートします。
3ユーザー向けのJIRAサポートボードへのアクセス
ご希望のサポートチームメンバーに最大3つのメールアドレスを提供することが可能です。 サポートチームメンバーは、JIRA課題追跡に直接アクセスできるだけでなく、新しいiTextのリリースにすばやくアクセスできます。
最新の機能やアップデートに対する無料アップグレード
サポートのサブスクリプションにはメジャー及びマイナの新規リリース、 最新機能へのアップグレードやアップデートが含まれ全てを無料でご利用いただけます。